東通原発に伴う地元発注について
東通原子力発電所建設に伴う、物資、物品等の地元への発注について、ご説明申し上げます。東通原子力発電所東北電力1号機の建設工事が、本格的に着工となりましたが、今後、物流・人的交流が活発となり、地域経済への波及効果は、測りしれないものがあるものと期待しているところであります。わけても、当商工会議所は、昨年7月に、むつ商工事業協同組合を設立し、原子力発電所建設に伴う、受入体制の整備を図ってまいりました。つきましては、地域経済の振興と発展のために、工事中及び運転開始後においても、可能な限り、建設工事の発注、物資の調達、さらには人材雇用の地元最優先について、関係機関へ働きかけて下さいますよう特段のご配慮をお願い申し上げます。
知事の総括的答弁の中からむつ商工会議所の要望に対する答弁
このこと(東通原子力発電所建設に伴う地元発注)については、当然のことで、私からも協力に要請をいたします。
むつ小川原開発・エネルギー対策室長 木村敏明氏の答弁
東通原子力発電所建設に伴う地元発注、これについては、知事が、私から協力に要請するということをすでに答えてありますので、状況だけちょっと申し上げて答えさせていただきます。東北電力株式会社東通原子力発電所は、1号機として平成10年の12月の工事計画認可をうけて、11年の2月から発電所本体の工事を開始したところです。ちなみに、11年5月現在では全体工事は5.2%の段階ですが、地元の実績を申し上げますと、立地及び隣接、東通とむつと横浜、六ヶ所これらの地域を加えて、これで74億8百万円の受注額ということで、これは約42.1%の率です。地元の雇用実績でみますと、これも5月現在の実績ですが、今言った4市町村、東通、六ヶ所、横浜、むつこれで68,914名、全体の47.2%の実績です。東北電力では原子力発電所の建設工事にあたって地元との共存共栄を目指しており、今後とも地元業者への発注、資材の地元調達、建設工事従事者の地元雇用、これらについて可能なかぎり地元活用に努める方針であるということで私どもはうかがっているわけです。県としては、原子力発電所立地にあたっては、安全性確保を第一義としながら地域振興に寄与するという観点から協力してきたところでございますので、建設工事に伴う経済波及効果等のメリット、それから地元で最大に享受できるよう今後とも事業者に対し、ただいま申し上げましたように、着実かつ積極的な地元活用の推進を要請してまいるということでございますので、ご了解いただきたいと存じます。
(1)選挙の告示 8月 2日(月) (2)立候補の届出締切日 8月12日(木) (3)立候補の辞退締切日 8月18日(水) (4)選挙日 8月23日(月)午前9時〜午後4時まで (立候補者が定員内であれば無投票) (5)選挙の場所 むつ商工会議所