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会議所について

会頭挨拶

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会頭挨拶

むつ商工会議所 第6代会頭 内田 大輔

年頭の挨拶

 明けまして、おめでとうございます。
 令和4年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

 むつ商工会議所会頭として、初めての新年を迎えました。2019年11月の臨時議員総会において副会頭を拝命し、さらに其田前会頭の退任により、昨年6月の議員総会において第6代目の会頭に選任されました。山内副会頭及び新任の関副会頭、吉田副会頭と協力しながら、コロナ禍によって傷ついたむつ市経済の再生に全力を尽くす所存であります。

 昨年は、「新型コロナウィルス感染症」による事業活動への影響が深刻さを増し、夏にはむつ市、風間浦村を中心に「豪雨災害」に見舞われました。現在も事業の再構築や、日々の生活を取り戻すためにご尽力されている方々におかれましては、衷心よりお見舞い申し上げ、むつ商工会議所として、できる限りのことに取り組んで参りたいと思います。

 事業活動が、これほどまでに予測不能で困難な状況となり、複雑性を増した要因には、未知なる感染症の世界的な流行と、地球温暖化が起因している加速度的な気候変動だといわれています。

 私たちの生活は「望む、望まない」に関わらず、世界のどこかで起きた事象に、直接的に影響される時代になったということだと感じています。

 新型コロナウィルス感染症の世界的流行は、なにか大きな力によって「時代のコマを、2つも3つも進めた」といわれています。代表的なものとして「ウェブ会議」や「リモートワーク」の普及があります。この「非接触」の形は、お金を支払う場面でも多く見られるようになりました。これは「情報や物だけが行き交う時代」=「少し前に、なんとなく空想していた未来」に既になったということだと思います。

 地球温暖化が起因するとされている気候変動についても、海に囲まれている下北半島に住む者としては、重大な関心事としてとらえています。世界中で、人間が創り出す文明やその発達が、自然と調和できずにいるのかもしれません。

 私たちの「むつ市・下北半島」は雄大な自然を残しながらも、原子力関連施設や国立の研究所が集積する先端科学技術地域でもあります。また、古くから大湊には国の防衛拠点が置かれ、国家の安全と平和の一端を担う重要な地域でもあります。

 日々の暮らしの中では、見上げれば釜臥山が四季折々にその表情を変え、発達した文明によって、溢れ出てくる「膨大な量の情報」に埋もれがちになる私たちの心を豊かに耕し、安らぎを与えてくれています。

 「経済」が、「人の生活」だとするならば、私たちの「いまの生活」にこそ、予測困難な時代を生き抜くヒントがあると考えます。

 コロナ禍の中、私たちは「分断」されそうになりましたが、「結束」することで、全国の中でも一早く、日常の生活を取り戻しつつあります。災害時には、多くの市民が被災された方々に寄り添い、自然の脅威に挫けそうになりながらも、負けずに共に前を向くことができました。

 私たちは、コロナ禍の中、技術の力で「非接触型」の行動様式を手に入れながらも、「接触する」尊さを再び手にすることになったと思います。やはり、人は共に生き、繋がることで何倍もの力を発揮するものだと感じています。

 この春には青森大学が地域初の4年制大学として開校いたします。一昨年の青森明の星短期大学に続き、とても嬉しく思います。振り返ればこの地で生きた先人たちは、外からの文化を寛容に受け入れ、そして学び、自らのものとして大事にしてきました。このことから現代を生きる私たちが学ぶとしたら、地域に存在するものを一つ一つ大切に繋ぎ、半島の中だけで完結せず「外」にも目を向け、繋がっていくことができれば本州「最北端」の地が「最先端」の地に変わる日が必ずやってくると考えています。

 むつ商工会議所は「繋がること」で、会員企業の皆様の事業が1+1=3以上になるような働きに努めてまいりたいと思います。

 本年も会員の皆様をはじめ、行政ならびに市民の皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。